昨夜からの暴風も未だ止まず、札幌へのJRは遅延・運休など混乱が続いてますが、今日は備蓄関連の会議があるため朝から札幌に。
雪氷による冷気を利用して道産の農産物を貯蔵、付加価値を付けて首都圏などへ消費地に通年出荷をする事や災害時等における日用品の流通備蓄を目的にした「食料流通備蓄事業化準備会」の総会
道内の農産物の多くは、収穫と同時に首都圏の冷蔵倉庫に出荷される大量一括販売が中心です。
これを道内の雪氷倉庫で貯蔵することで、農産物の糖度を高めるなど付加価値を付け、端境期に高い値段が付く時期に出荷できるようにする事と新たな技術を用いた未来型の冷凍・冷蔵施設を普及させる事が目的。
この事は農業生産者のビジネスチャンスにも繋がるし、自然エネルギーを活用する事はCO2の削減にも。
まさに雪国の地の利を活かした、北海道らしい事業で、これからも関係者と強い連携で実現に向けて前進させたいと思います。
ちなみに今日の総会は、これまでの取り組みの報告と新技術を活用した食品の保存について、国交省OBで日本データサービスの川合紀章氏(美唄出身)によるご講演から始まりました。